穂田琉 お米の乾燥調製

穂田琉 お米の乾燥調製

新米ができました。

穂田琉米のお米の調製システムを紹介します。山間部で3ヘクタールの味、安心、品質の米づくりを行っています。
大規模な産地に比べれば取るに足らない規模ですが、小さくても一味違う米づくりを目指しています。
また、生産工程を公開していますので、お気軽にお声掛けください。。

味はとてもいいけれど、元々収量の低い山間部の河之内のお米。天候に気を使い、手をかけ、いくら栽培技術を駆使しても、品質を左右する大事な工程が乾燥調製。

刈り取り後素早く、もみを低温でゆっくり乾燥。お米の水分量に特に気を使って。

もみすりによって玄米となったお米を、1回目のライスグレーダー選別。1.7ミリ以上のお米を選別し次の工程に送ります。それ以下の大きさのお米は小米(未熟米)となります。

色彩選別機で、変色米、カメムシ被害米、青米、石、異物などを除去します。穂田琉米は、農薬を最低でも8割削減していますので、気になるところですが、例年除去米は少ないです。

最後の工程、普通の農家は1.8ミリとか1.85ミリの網目で選別するところ、穂田琉米は大きめの1.9ミリの網を使い選別します。この後計量して玄米の完成です。

その前にもう一手間。網目1.75ミリ以上1.9ミリ未満のお米を中米として選別します。ここで選別された1.75ミリ未満のお米は小米(未熟米)として処理します。

できたお米は低温倉庫で一年中保管。

これでネズミや害虫からお米を守ります。良い品質は保たれます。力の要らないシステムも最後に米を積むのは人力。今年は腰を痛めており弟や息子のお世話になります。

ところでご存知でした?。きちんと品質管理されたお米は「熟成米」と言って新米同様、あるいはそれ以上に味が良いことを。

その辺りのお話はまた。