大原騒動 飛騨高山上宝村

今年の飛騨高山で行われた、米・食味分析鑑定コンクール 国際大会。
高山の米づくりの歴史を物語る、プロローグの映像に感動した。

その答えは、BS プレミアムの「英雄たちの群像。」にあった。

江戸時代、最大と言われる犠牲者を出した百姓一揆。悪代官に対する一揆の先頭に立ち18歳で処刑された善九郎たち百姓。

その命懸けの犠牲の上に、後の者が続き、奇跡的にその後の武士社会の政道が改められたという。

「百姓の生業(なりわい)が立たない政治はいつの世にも悪政。」
「悪政には諦めず抵抗を続けること。」
為政者と庶民の関係を物語る、今に生きる教訓。

何か忘れている。
あなたもあなたも、二、三代遡れば、昔はみんな百姓だった。

あの4年前に訪ねた和仁農園、まんま農園の「上宝」にはこんな歴史があったのか。

自分達も、たおやかにしたたかに、時代に坑して頑張らねば。