遠く、札幌市から河之内の里山を訪ねて、城下さんご家族にお越しいただきました。

以前お越しいただいた古式礼法の藤原先生から、「素晴らしい日本の原風景があるから。」と勧められたご様子で、突然のお電話をいただいたのは夏の頃。
やっとその日が来て、その目的のためだけにお越しいただいたのです。

ファーム、雨瀧屋、雨滝さん、そして車を走らせ河之内をご案内、白猪の滝へと徒歩で上りました。
白猪屋さんでおでんやミカンを買い、丁度おにぎりサービス中の雨瀧屋でおにぎりをゲット。ファームのギャラリーで少し遅い昼食です。

行く先々で、風景に本当に感動され、口々に驚きと賛嘆のお言葉をいただきました。
自分たちは北海道の大地に憧れを持ちますが、広いところに住んでいると人間が小さく感じるということで、この里山はとても居心地がいいんだそうです。
「これぞ日本ですね。」、「よく残していただいていました。」とも。
あらためて米づくり、棚田風景、観光の意味を教えていただいたような気がします。

娘さんからは、「ここに住んでいたら、毎日この風景が見えるんですね。」と。
「藤原先生のお話の想像以上でした。来たかいがありました。」とお母さん。

お帰りには、多量、一年分のお米の定期購入をしていただきました。
これから毎月、ひのひかりが北海道へ渡ります。
素敵なご家族と良い縁がつながり、なんだか心地良い充実感のある日でした。

お三方が、滝行をするかのように、滝をしばらくじっと眺めている姿が印象的でした。

ありがとうございました。